ニュース 電子 作成日:2018年10月25日_記事番号:T00080014
受動部品業界で最も期待されている積層セラミックコンデンサー(MLCC)は、車載向けでは最大市場の中国をはじめ世界的に新車販売の成長が鈍化している他、第5世代移動通信システム(5G)向け需要拡大も3~5年後とみられるため、需要の「空白期間」が生じるとの懸念が浮上している。25日付電子時報が報じた。
5G普及が進めば、モノのインターネット(IoT)、車のインターネット(IoV)、スマートシティーといった分野で需要が増えると予想されている。しかし、国際電気通信連合(ITU)による5G規格発表は2020年にずれ込む見通しだ。現時点では依然、各組織が技術規格を提案する段階にとどまっている。
こうした中、来年明けには5Gネットワークの試験運用がスタートする。世界で89億件とされるモバイル端末ユーザーのうち、5Gユーザーが10億件を突破するのは23年になると予想され、MLCCメーカーの商機獲得は3年以上先とみられている。
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