ニュース 電子 作成日:2018年10月25日_記事番号:T00080015
台湾のプリント基板(PCB)大手5社は24日、来年の景気見通しについて軒並み楽観的な見方を示した。25日付経済日報が報じた。
台湾電路板協会(TPCA)の呉永遠輝理事長(中)は、台湾メーカーの生産額は200億米ドル以上で世界最大だと述べた(24日=中央社)
PCB最大手の臻鼎科技控股(ZDT)は、来年も業績成長が続くと予想した。
フレキシブルプリント基板(FPC)大手の台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)は、同社は第5世代移動通信システム(5G)分野向けで業界をリードする他、生産競争力も大幅に向上するとの見方を示した。
米アップルにPCBを供給する燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)と華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)も、来年の見通しを楽観視していると表明した。
PCB世界6位の健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)は、来年上半期の需要は今年上半期を上回ると予想した。
PCBは米中貿易戦争で制裁関税の対象になっていない。業界関係者は、欧米の需要は安定しており、中国の需要も米中貿易戦争の影響を受けておらず、予想を上回っていると指摘。来年上半期は春節(旧正月)前にアップル新製品の買い替え需要が期待できる他、アップル以外のモバイル端末向け、車載向け需要も今年上半期を上回ると予想した。
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