ニュース 電子 作成日:2018年10月25日_記事番号:T00080016
液晶パネル最大手、友達光電(AUO)はこのほど、日本のJOLEDが開発したインクジェット印刷方式の有機EL(OLED)パネル生産技術の採用を決定し、中国・河南省鄭州市の第5.5世代液晶パネル工場を有機ELディスプレイの生産ラインに転換する方針を固めたもようだ。25日付電子時報が韓国の電子新聞(電子版)を引用して伝えた。
報道によると、AUOは有機ELディスプレイの生産機器に東京エレクトロンのインクジェット描画装置「Elius 1000」を採用する。AUOはインクジェット印刷方式の生産技術採用で自動車用、パソコン用の有機ELディスプレイを生産する構えだ。コストが安いインクジェット印刷方式によって、有機蒸気ジェット印刷方式の韓国メーカーに対抗するとみられる。
業界団体のOLED協会もこのほど、鄭州の液晶パネル工場(AUO工場を指すとみられる)が有機ELディスプレイ工場に転換し、JOLEDの21.6インチ有機ELパネル技術を採用するとの情報を伝えた。
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