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作成日:2008年6月9日_記事番号:T00008002
コンピュテックス閉幕、200億米ドルの商機創出
2008台北国際電脳展覧会(コンピュテックス台北)が7日閉幕した。台北市電脳公会(TCA)の統計によると、5日間の開催期間中、海外からのバイヤーの来場は、昨年比で約5%増の3万4,685人に達した。また、今年のコンピュテックスが創出する商機は200億米ドルと算出している。8日付自由時報が報じた。
同統計によると、域内および海外からの参観者は昨年の延べ13万人から今年は延べ10万6,517人に減少したが、TCAでは計算方法がより厳密になったためとしている。
対外貿易発展協会(外貿協会)によると、今回同協会が企画した「聯合採購洽談会(調達商談会)」では、延べ2,000組以上の商談が行われ、2億米ドルを超える商機が生まれたとみられる。商談会で最も人気を集めた製品は全地球測位システム(GPS)で、そのほか低価格ノート型パソコン、モニターテレビ、ネットワーク機器、マルチメディア機器も多くの海外企業の注目を集めた。
外貿協会の葉明水副秘書長によると、国別バイヤー数は昨年と同じく米国、日本、香港、韓国、中国が上位5位までを占めたが、今年は新興市場からのバイヤーの成長が著しく、ロシアからは25%増の287人が参加しトップ10入りを果たした。