ニュース 公益 作成日:2018年10月25日_記事番号:T00080027
台湾国際造船(台船、CSBC)の鄭文隆董事長は24日、ベルギーのDEMEグループ傘下で海上工事大手のGeoSeaとの合弁会社「台船環海風電工程」を11月に設立すると明らかにした。今後、GeoSeaから海上工事の技術移転を受ける。台湾海峡に建設される洋上風力発電所の海上工事受注に向け、▽デンマークのコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)▽デンマークのエルステッド(旧DONGエナジー)▽中国鋼鉄(CSC)▽カナダのノースランド・パワー(NPI)▽シンガポールのユーシャン・エナジー(玉山能源)──などの事業者と交渉を進めているという。25日付経済日報が報じた。
台船は同日、CSCなど60社余りの企業が加盟する海洋土木産業連盟「マリン・チーム」の大会を開催した(24日=中央社)
鄭董事長は、洋上風力発電所の建設には洋上風車設置船が必要になると指摘。当初はGeoSeaの船舶を導入する他、港湾運営会社の台湾港務公司(TIPC)や陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)とも提携すると表明した。
台船は同日、エルステッドが彰化県沖で計画する洋上風力発電所の「大彰化東南」と「大彰化西南」(計900MW=メガワット)に必要な基礎パイルを製造する契約を締結した。
経済部は、2019~25年にかけて台湾の洋上風力発電所の関連商機は9,000億台湾元(約3兆3,000億円)に達すると予想した。
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