ニュース 電子 作成日:2018年10月26日_記事番号:T00080036
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は先ごろ、第4世代となるCoWoS(チップ・オン・ウエハー・オン・サブストレート)パッケージング・テスティング(封止・検査)技術による量産が2019年に可能となるとの見通しを示した。先進封止・検査技術を組み合わせることで、ファウンドリー業務においてサムスン電子、インテルに対するリード拡大を図る。26日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、TSMCのCoWoS技術は主に高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)用チップをターゲットとしている。既に米国のGPU(グラフィックスプロセッサー)やFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)チップメーカー、中国のIC設計最大手に採用されているほか、最終製品のメーカーにファウンドリーから先進の封止・検査までを組み合わせたサービスを提供している。
TSMCはまた、HPCや人工知能(AI)向けチップにおける機能多様化、処理能力向上などの需要に応じて、20年に第5世代CoWoS技術を発表すると予想されている。
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