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建築融資が過去最高更新、3年半ぶりの高い伸び


ニュース 金融 作成日:2018年10月26日_記事番号:T00080052

建築融資が過去最高更新、3年半ぶりの高い伸び

 中央銀行(中銀)は25日、不動産デベロッパーの景況感指標となる9月建築融資貸出残高が1兆8,000億台湾元(約6兆5,000億円)と、前年同月比6.29%(195億5,000万元)増え、過去最高を記録した。伸び率は過去3年半で最大だった。26日付経済日報が伝えた。

 中銀関係者は「デベロッパーの土地購入需要を反映したものだ」と指摘した。

 住宅ローンの貸出残高も338億8,000万元、4.79%増え、過去最高の6兆8,700億元となった。

 中銀関係者は、(不動産取引が控えられる)旧暦7月「鬼月」(2018年は8月11日~9月9日)が終わり、新築物件の引き渡しラッシュを迎えたことや、一部銀行が住宅ローンの目標達成に向け、優良顧客に販促キャンペーンを実施したためだと理由を分析した。

 銀行間の金利競争も激しく、5大銀行の9月の新規住宅購入ローンの平均金利は年1.62%で、8月を0.6ポイント下回った。