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輸出加工区へのUターン投資、米中貿易戦争以降で初認可


ニュース その他分野 作成日:2018年10月26日_記事番号:T00080055

輸出加工区へのUターン投資、米中貿易戦争以降で初認可

 中国に進出した台湾企業(台商)で、エチレン樹脂シートを生産する峯美木業が台中港の中港加工出口区(輸出加工区)に生産機能を移管する計画が25日、経済部加工出口区管理処の審査を通過した。米中貿易戦争が始まって以降、台商が輸出加工区にUターン投資する初のケースだ。26日付自由時報が報じた。

 同処の趙建民副処長は、峯美木業は中港加工出口区の他の企業から工場を借り受ける計画で、早ければ来月に入居すると説明した。投資額は7億2,000万台湾元(約26億円)、170件の雇用を創出する見通しだ。

 趙副処長は、多くの企業から問い合わせを受けているが、輸出加工区の用地は限られ、区内はほぼ満杯だと指摘。大型の投資案件であれば経済部投資処に相談すると説明した。