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ジャイアントプラス、オルタスが完全掌握


ニュース 電子 作成日:2018年10月29日_記事番号:T00080068

ジャイアントプラス、オルタスが完全掌握

 トッパングループ傘下の中小型液晶パネル・タッチパネルメーカー、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)の総経理に、親会社のオルタステクノロジー(本社・東京都日野市、遠藤仁社長)の的場昭光顧問が11月1日付で就任する。27日付工商時報が報じた。

 ジャイアントプラスは、オルタスが2017年第1四半期に中華映管(CPT)から買収。董事長は遠藤オルタス社長が兼任しており、的場氏が総経理職に就くことで、オルタスが経営を完全掌握する。現総経理の濮家銓氏はシニア副総経理に転じる。

 ジャイアントプラスは今年、液晶パネル市況の低迷や原材料価格の上昇を受けて、業績が振るわない。上半期連結売上高は51億4,800万台湾元(約186億円)で前年同期比14.58%減少した。粗利益率は6.13ポイント低下。連結純利益は8,738万元で71.9%減少した。

 遠藤董事長は以前、ジャイアントプラスの今年の重点項目はオルタスとの統合推進であり、自動車用・産業用パネル市場の開拓によって中国パネルメーカーの脅威に対抗したいと話していた。