ニュース 電子 作成日:2018年10月29日_記事番号:T00080069
産業用コンピューター(IPC)最大手、研華(アドバンテック)は26日、オムロンの産業用電子機器ODM(相手先ブランドによる設計・生産)子会社、オムロン直方(福岡県直方市)の株式80%を取得すると発表した。アドバンテック本社と日本支社がそれぞれ50%、30%ずつ取得する。取得額は18億3,600万円。株式譲渡は1月上旬の予定だ。日本の組み込みシステム分野での市場シェア拡大、オムロンとのモノのインターネット(IoT)プラットフォームにおける提携強化が目的だ。
オムロン直方は、主に西日本の医療、ロボット、機械などの分野の顧客向けに産業用電子機器の設計・製造サービスを提供している。アドバンテックへの株式譲渡後は、同社のエンベデッドIoTグループ傘下で新製品開発を行う他、営業面でアドバンテックの日本支社と連携する。
アドバンテックの張家豪(ミラー・チャン)エンベデッドIoTグループ総経理は、同社にとって日本はIoTビジネスの戦略的市場だと指摘。組み込みシステムは毎年安定した需要があると説明した。
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