ニュース その他製造 作成日:2018年10月29日_記事番号:T00080079
台湾水泥(台湾セメント)は26日、トルコのセメント最大手、オヤックとトルコに合弁会社を設立すると発表した。合弁会社はオヤックがトルコで展開するセメント事業の全てを担う。台湾セメントはセメント需要が世界最大の中国市場が飽和する中、トルコ市場に進出して成長持続を図る。台湾のセメント業者がアジア以外の市場に進出する初のケースとなる。27日付経済日報が報じた。
台湾セメントは最大11億米ドルを出資し、合弁会社「ダッチTCCホールディングス(仮称)」の株式40%を取得する。
台湾セメントの黄健強シニア副総経理は、オヤックとの合弁により、年間のセメント需要が7,300万トンのトルコ市場で優位に立てると説明した。オヤックの年産能力は約1,200万トン、販売シェアは約16%だ。
台湾セメントはトルコを足掛かりに欧州、アフリカ市場への進出が見込める。業界では、次はインドに進出するとも予想されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722