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公費接種のワクチンが変色、同一出荷番号の接種中断


ニュース 医薬 作成日:2018年10月29日_記事番号:T00080080

公費接種のワクチンが変色、同一出荷番号の接種中断

 インフルエンザの流行期を迎え、病院で公費によるワクチン接種が始まったが、台北市立聯合医院林森院区(中山区)で24日、未開封のワクチン1本が変色しているのが発見された。27日付蘋果日報が伝えた。

/date/2018/10/29/09vaccine_2.jpg茶色に変色したワクチン。サノフィは本社に送り、早急に検査すると表明した(26日=中央社)

 衛生福利部(衛福部)疾病管制署(CDC)によると、問題のワクチンはサノフィが製造した出荷番号「R3J803V」の製品。通常無色透明だが、明らかに変色していたという。同じ出荷番号のワクチンは既に3万2,000本が接種済みとみられる。

 同じ出荷番号のワクチンは30万本調達され、23日から供給が始まったもので、これまでに▽台北市▽新北市▽桃園市▽新竹市▽新竹県▽苗栗県▽台中市──の衛生局に19万本が配布された。同署は各地の衛生局に出荷番号が同一のワクチンの接種を見合わせるよう指示した。

 荘人祥副署長は「現時点では個別の事案だと判断している」とし、市民に対し、ワクチン接種後に腫れ、目まい、局部の痛みなどがあった場合、医療機関や衛生局に通報してほしいと呼び掛けた。