ニュース 電子 作成日:2018年10月30日_記事番号:T00080092
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーが29日発表したレポートによると、バックライトにミニLED(発光ダイオード)を採用した液晶パネルはミニLEDの搭載個数に応じ、従来のパネルに比べコストが20~100%増加すると指摘されている。ミニLEDパネルは台湾のパネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が注力しているが、今後、有機EL(OLED)製品と競争をする上で、コストが課題となりそうだ。30日付自由時報が報じた。
ウィッツビューの分析によると、65インチのUHD(ウルトラHD)4Kテレビ用パネルの場合、直下型バックライト方式に量子ドットフィルム(QDEF)を組み合わせたパネルモジュールのコストは600米ドル前後なのに対し、ミニLED1万6,000個をバックライトに使用したコストは700米ドルに達するという。
さらに性能を向上させるため、使用するミニLEDを4万個に増やすと、コストは1,200米ドルまで上昇する。同サイズの有機ELパネルより20%高い。
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