ニュース 電子 作成日:2018年10月30日_記事番号:T00080093
米アップルは先週、腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」の生産委託先である広達電脳(クアンタ・コンピューター)の中国工場が、学生に違法な長時間労働を強要しているとの指摘を受け、調査を行ったもようだ。30日付経済日報が英フィナンシャル・タイムズを引用して伝えた。
調査は香港の非政府組織(NGO)「不当行為企業に対する監察を行う学生・学者」(SACOM)の指摘を受けたものだ。SACOMは今年夏、クアンタの重慶工場を訪れ調査を実施した。その際、教員に実習と称して学生28人が工場に送り込まれ、長時間労働や夜間のシフト勤務に従事させられていたという。これらは中国の規定では違法行為に当たる。うち学生11人は「実習を終えなければ、予定通りに卒業できない」などと脅されていたという。
クアンタは「顧客が定めたサプライヤーのルールを守っている。いかなる学校や機関からも、実習生の名目で学生労働者を雇ってはいない」と事実関係を否定した上で、顧客と確認を進めていると説明した。
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