ニュース 医薬 作成日:2018年10月30日_記事番号:T00080097
ワクチン大手の高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジック)は29日、中国医薬品大手の海王集団と、エンテロウイルス(EV)感染症用のワクチンの中国における臨床試験、認可申請、販売に関する戦略提携を結んだ。30日付経済日報が伝えた。
双方は来年に臨床試験を終え、2020年発売を目指す。順調に進めば、台湾のEV感染症用ワクチンが中国で販売される初のケースとなる。
中国では長春長生生物科技による偽ワクチン事件をきっかけに、市民の間で輸入ワクチンに対する需要が高まっている。こうした中、PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)認証やGMP(適正製造規範)認証を取得したメディゲンに白羽の矢が立った。
中国でのEV感染症用ワクチンの年間需要は3,800万本、市場規模は約450億台湾元(約1,640億円)に達する。中国では一人っ子政策の廃止で新生児数が増えており、ワクチンの供給が追い付かない状況だ。
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