ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月30日_記事番号:T00080099
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の百貨店大手、遠東そごうは、婦人服の1~9月販売額が平均6%伸びた。汪郭鼎松総経理は、ファストファッションの人気低下とブランド婦人服への再評価を反映していると指摘した。30日付経済日報が報じた。
汪郭総経理は、ファストファッションは消費者がコストパフォーマンスと品質がいまひとつと認識し始めたことで、ここ2~3年は売上高が2桁減が続いている一方、生き残ったブランド婦人服は顧客のニーズをつかんでいると、婦人服復活の背景を説明した。
遠東そごうは、台北市内の忠孝館、復興館、敦化館の3店が11月8日より周年慶(創業祭)セールを開始する。台湾全店の今年の同セールの売上高目標は、前年比1%以上増の108億台湾元(約392億円)だ。
徐旭東(ダグラス・シュー)遠東集団董事長は今年の景気を楽観しており、「選挙のためにあらゆる値上げが抑制されており、(景気が)悪いところはない」と述べた。米中貿易戦争についても「11月末か12月初めに米中首脳会談が開催されると予想されており、譲歩や相互理解の良い局面が訪れると信じている」と語った。
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