ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

科学園区がUターン投資支援、1カ月以内に用地確保


ニュース その他分野 作成日:2018年10月30日_記事番号:T00080106

科学園区がUターン投資支援、1カ月以内に用地確保

 米中貿易戦争の影響で中国に進出した台商(台湾系企業)が台湾へのUターン投資を検討する動きが強まる中、陳良基科技部長は29日、科学園区では台商が1カ月以内に用地や工場を借り受けられるように、専門の担当者を配置して支援していると明らかにした。科学園区への入居審査にはこれまで3~4カ月を要していた。科学園区側の支援により、台商が稼働を開始するまでの時間を最短4カ月にまで短縮できるという。30日付自由時報が報じた。

/date/2018/10/30/16sciencepark_2.jpg台商の受け入れ態勢を説明する陳科技部長。Uターンを希望する台商の多くが上場・公開企業だという(29日=中央社)

 陳部長は、既に精密機械メーカー2社が新竹科学工業園区(竹科)と中部科学工業園区(中科)に、通信機器メーカーが南部科学工業園区(南科)に入居したと説明。現在、▽通信▽精密機械▽光電▽バイオテクノロジー──関連などの台商20社から問い合わせがあり、用地需要は計10ヘクタール余りだが、科学園区には140ヘクタールの空き用地があるため全く問題ないと強調した。