ニュース 政治 作成日:2018年10月30日_記事番号:T00080108
白熱した選挙戦となっている高雄市長選で、国民党の韓国瑜候補が先ごろ、企業誘致問題に関連して「1万人分の雇用機会をもたらしてくれれば、自分は身を委ね、夜にはあなたと一緒に寝る」などと発言したことが「女性蔑視」に当たるとして、場外戦に発展している。30日付蘋果日報が伝えた。
韓候補は29日、邱氏の発言内容は自身のもともとの意図と異なると指摘した(29日=中央社)
発言の文脈はこうだ。「高雄市長に当選したら、高雄に投資して10人分の雇用機会を創出してくれた人とは握手をする。100人分なら抱きしめる。1,000人分ならキスをする。1万人分ならば、自分は身を委ね、夜にはあなたと一緒に寝る」(10月11日の選挙集会)。
韓候補はジョークのつもりで発言したものだったが、民進党の邱議瑩立法委員(女性)は「自分の妻が韓国瑜候補と一夜を共にすることが、雇用機会を提供したことへの報酬なのか」と露骨な発言で攻撃。ところが、邱氏は逆に下品だと批判を浴びる状況となった。それでも邱氏は「韓候補が言いだしたもので、批判を浴びるべきなのは韓候補だ」と批判を突っぱねた。
こうした舌戦は選挙戦では常態化しており、韓候補の選挙情勢への影響は限定的との見方もある。学識者からは「邱氏が曲解したと中間層の有権者が受け取れば、韓候補に有利に働くのではないか」との声も漏れた。
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