ニュース 電子 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080113
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)は30日の業績説明会で、来年の設備投資額を約36億台湾元(約130億円)へと、今年比8割拡大するとの方針を表明した。主に既存工場でのクリーンルーム増設に充てる。方略董事長は、来年は米中貿易戦争の影響で景気悪化が懸念されるが、8インチウエハー工場の受注は強く、稼働率低下の懸念はないと述べた。31日付工商時報などが報じた。
同社の第3四半期連結売上高は77億4,900万元で、前期比9.9%増、前年同期比21.1%増だった。粗利益率は36%で、前期比2.2ポイント上昇した。純利益は16億6,900万元で、前期比17.4%増、前年同期比44.1%増だった。連結売上高と純利益は、四半期ベースで過去最高を記録した。
方董事長は、9月に北部の停電によって一部生産ラインが停止したため、目標売上高を下方修正したものの、需要増が補ったと指摘した。
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