ニュース 電子 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080117
ノートパソコン(PC)とサーバーの受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)は、今年のサーバー業務が好調で、生産能力を30%増強する当初目標の達成が見込まれる。来年もクラウド、人工知能(AI)、第5世代移動通信(5G)などによる需要で2桁台の伸びが期待される。31日付経済日報が伝えた。
同社のサーバー事業を担当する雲達科技(クアンタ・クラウド・テクノロジー、QCT)の楊麒令総経理は、来年の見通しについて「2桁台の成長が目標だ。主にインフラ整備による需要に伴うものだ」と述べた。
米中貿易戦争による影響については、サーバーとノートPCの組み立てを行う米国工場2カ所のほか、ドイツ、台湾、中国にも工場があるとし、影響は小さいとの見方を示した。
米国は中国から輸入されるサーバーに10%の追加関税をかけ、来年には追加関税率を25%に引き上げる意向だ。しかし、クアンタは当面、台湾・林口工場での生産で対応でき、来年以降は台湾で新たな工場用地や建物を確保することで対応する方針だ。
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