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ラクスジェン、中国で14.5万台リコール


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080118

ラクスジェン、中国で14.5万台リコール

 自動車大手、裕隆集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)は30日、タカタ製エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題の影響を受け、中国でラクスジェン車の製造・販売を担う東風裕隆汽車(東風汽車集団との合弁会社)が「S5(中国名・納5)」と「U6(優6)」の一部、計14万5,400台を対象にリコールを実施することを決めたと明らかにした。なお台湾で販売された同車種に問題のあるエアバッグは搭載されていないという。31日付工商時報が報じた。

 ラクスジェンによると、今回、中国でリコールの対象となるのは▽2013年4月16日~12月31日に生産された「納5」、計1万200台▽14年1月1日~12月31日に生産された「納5」と「優6」、計4万3,500台▽15年1月1日~17年8月18日に生産された「納5」と「優6」の一部、計9万1,800台──。

 ラクスジェンブランドは中国でここ2年、ボトルネックに直面している。東風汽車集団が昨年、東風裕隆汽車から人員を引き揚げ、裕隆集団が運営の主導権を握った。今年の中国自動車市場は低迷、東風裕隆汽車は通年の新車販売台数目標を1万2,000台に下方修正した。