ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080120
桃園市政府は30日、台湾初の車のインターネット(IoV)のテスト拠点となる「虎頭山物聯網創新基地」の着工式を行った。来年5月の竣工(しゅんこう)を見込む。31日付工商時報などが報じた。
着工式に参加した鄭文燦桃園市長(右3)は、桃園市はカーエレクトロニクスなど自動車部品生産の重要地域で、IoVテスト拠点の推進は多くのハイテクメーカーの支持を得ていると語った(30日=中央社)
虎頭山物聯網創新基地は、河川、南崁渓の沿岸に位置し、総面積4.7ヘクタール、第1期の面積1.3ヘクタールで、投資額は計1億5,000万台湾元(約5億5,000万円)。自動車テストエリア、およびモノのインターネット(IoT)セキュリティーの実証プラットフォームとして、大同集団の大同世界科技(TSTI)、中華電信傘下の勤崴国際科技(キングウェイテック・テクノロジー)が運営を担う。
桃園市政府経済発展局は同基地の展望について、2010年末までに海外と地場メーカーの50組の提携を図り、45のスタートアップや内外のインキュベーターと連携させる計画で、資金66億元によりスタートアップが自動運転産業のサプライチェーンに加わるチャンスを増やし、海外の大手自動車メーカーへ15件の提案を行うことなどを描いている。
同基地は、幼獅国際青年創業村、アジア・シリコンバレー創新研発センターと並び、蔡英文政権の「アジア・シリコンバレー計画」で推進される、桃園市内で3番目の大型イノベーション拠点となる。
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