ニュース 機械 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080121
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は30日の業績説明会で、米中貿易摩擦は世界経済に影響を及ぼしており、中国メーカーの増産計画が鈍化し、工作機械の価格が低下していると指摘。ハイウィンも中国からの受注は減少しているものの、スマート製造関連や高付加価値製品の需要は旺盛で、日本は倍増していると説明した。31日付工商時報が報じた。
卓董事長によると、中国企業の投資が鈍化している影響でローエンド工作機械の価格は40%、ミドル~ハイエンド製品で10~20%下落しているが、最上位製品の価格に変化はないという。
ハイウィンは、工作機械関連の売上高構成比が30%未満となっている。一方、日本の駆動部品業界で2位に躍進、来年も受注増が予想されている。
ハイウィンの第3四半期連結売上高は83億5,200万台湾元(約306億円)で過去最高。純利益は16億6,000万元と、前年同期よりほぼ倍増した。
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