ニュース その他分野 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080129
経済部智慧財産局(知的財産局、IPO)が30日発表した統計によると、携帯電話用半導体大手の米クアルコムは第3四半期の発明特許出願件数が234件で前年同期比73%増加し、外国法人で首位だった。経済部は、同社は公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)と巨額課徴金をめぐる紛争の和解条件として、第5世代移動通信(5G)分野をはじめ台湾投資を確約しており、投資に先立ち特許の出願件数が急増したと分析した。31日付工商時報が報じた。
第3四半期の発明特許出願件数の外国法人2位以下は、▽阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)、132件(前年同期比13%減)▽東芝メモリ、115件(39%増)▽アプライドマテリアルズ、108件(横ばい)▽富士フイルム、84件(14%増)──の順だった。
台湾法人は、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が303件と前年同期比35%増加し、依然首位だった。
2位以下は▽友達光電(AUO)、107件(前年同期比8%増)▽聯発科技(メディアテック)、83件(14%減)▽宏碁(エイサー)、82件(4%減)▽工業技術研究院(工研院)、64件(3%増)──の順だった。鴻海精密工業は51件で、前年同期比55%減となり、7位に下落した。一方、8位の宏達国際電子(HTC)は43件で87%増加した。
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