ニュース 社会 作成日:2018年10月31日_記事番号:T00080132
香港の著名な武侠(ぶきょう)小説家で、台湾でも親しみがある金庸氏(本名・査良鏞)が30日、香港の病院で死去した。94歳だった。台湾各紙は1面で訃報を伝えた。
金庸氏。作品の多くが映像化され、華人文化圏に多大な影響を与えた(中央社)
金氏は中国浙江省生まれで、1940年代に香港に移民後、「射鵰英雄伝」「神鵰侠侶」「倚天屠龍記」「天龍八部」など著名な作品を発表し、映画化やドラマ化を通じても中華圏の人々に親しまれた。
台湾とは将棋を通じた縁がある。85年に台湾・清華大学の沈君山元校長と将棋を打った際、香港の宿泊先で遠流出版社の王栄文董事長と偶然出会ったことがきっかけで、同社が金氏の武侠小説を出版することになった。
王董事長によると、金氏は過去に台湾を10回訪れている。最初は73年に香港紙「明報」の記者として来台し、2回目には蒋経国元総統の招きで、79年には国家建設会議にも出席した。
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