ニュース 電子 作成日:2018年11月1日_記事番号:T00080140
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡力行執行長は31日、来年は半導体市場の不確実性が高まる見通しで、慎重に対応する必要があると発言した。1日付工商時報が報じた。
蔡執行長は、来年も▽第5世代移動通信規格(5G)▽人工知能(AI)▽ASIC(特定用途向けIC)▽車載用──の分野を強化し、市場シェア拡大を目指すと表明した。
メディアテックは米中貿易戦争に加え、中国の携帯電話市場が飽和に近づいており、下半期から顧客需要が鈍化している。業界観測によると、メディアテックの主要顧客である中国のスマートフォン大手のOPPO広東移動通信や維沃移動通信(vivo)などは、来年の出荷が低成長にとどまる予想だ。
メディアテックは、第4四半期のモバイル端末用チップの出荷量は1億~1億1,000万セットと前期比横ばいだった。連結売上高は590億~643億台湾元(約2,150億~2,350億円)と前期比4~12%減少し、今年通年は前年並みと予想している。
第3四半期連結売上高は670億3,000万元で前期比11%増、純利益は4億3,900万元で8.3%減少した。
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