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AUOのQ3純利益、3倍増


ニュース 電子 作成日:2018年11月1日_記事番号:T00080144

AUOのQ3純利益、3倍増

 液晶パネル最大手、友達光電(AUO)が31日発表した第3四半期純利益は43億1,800万台湾元(約157億7,000万円)で、前期の3.45倍に増加した。一方、前年同期比では51.2%減少した。1日付工商時報が報じた。

 AUOの第3四半期連結売上高は810億4,300万元で前期比8%増、粗利益率は10.7%に改善した。

 AUOは第4四半期の展望について、需要が減少する時期のため設備の保守点検や新製品の試験生産を行い、大型パネル出荷が前期比1~5%減少、中小型パネルで15%減少すると予測している。平均出荷単価は大型パネルは下落するものの、中小型パネルは製品構成の調整によって上昇すると予測した。

 群創光電(イノラックス)の第3四半期連結売上高は739億700万元で、前期比11.2%増加したが、前年同期比では7%減少した。純利益は19億1,300万元で、2四半期ぶり黒字を回復したが、前年同期比では78.2%減少した。

 イノラックスは第4四半期の見通しについて、出荷量は大型パネルで前期比5%減少、中小型パネルは1~5%減少すると予測。一方、平均出荷単価は、大型パネルが5~9%下落し、中小型パネルは最大5%上昇すると説明した。