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アフリカ豚コレラソーセージ、金門で見つかる


ニュース 食品 作成日:2018年11月1日_記事番号:T00080149

アフリカ豚コレラソーセージ、金門で見つかる

 金門県の税関で、アフリカ豚コレラウイルス(ASFV)に感染したソーセージが見つかった。先月25日、水頭埠頭(ふとう)の農産物廃棄箱に捨てられていた中国食肉大手、双匯集団の「香脆腸」から、行政院農業委員会(農委会)動物植物防疫検疫局高雄分局金門検疫站が検出したもので、黄金城農委会副主任委員は、旅行客が台湾入境前に廃棄箱に捨てたものとの見方を示した。台湾でASFVに感染した食肉製品が見つかったのは初めて。1日付聯合報が報じた。

/date/2018/11/01/14sausage_2.jpg金門検疫站では入境ゲートのじゅうたんに2時間に1回消毒水をまいた上で毎週交換するなど、ASFVの入境食い止め策に余念がない(31日=中央社)

 黄副主任委員はまた、今回のケースはASFV感染製品の持ち込みを禁じる周知が効果を挙げたものと述べた。違法食肉製品の持ち込みに対する罰金を現行の1万5,000台湾元(約5万5,000円)から30万元に引き上げる方針を明らかにした。

 中国では8月初旬に遼寧省でASFVが見つかって以降、これまでに全国13省区、56件に拡大している。韓国や日本でも旅行客が携帯していたソーセージからASFVが検出されている。