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9月の製造業景気信号、4カ月連続で「後退傾向」【図】


ニュース その他製造 作成日:2018年11月1日_記事番号:T00080152

9月の製造業景気信号、4カ月連続で「後退傾向」【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した9月の製造業景気指数(速報値)は11.53ポイントで、前月比0.04ポイント上昇にとどまり、製造業景気信号は4カ月連続の「黄青(後退傾向)」となった。台経院は、第4四半期の見通しについて、米中貿易戦争などが製造業の景気に影響を及ぼすと指摘した。1日付工商時報などが報じた。

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 台経院は9月も製造業景気信号が「黄青」となった要因として、ICT(情報通信技術)・電子部品業界が需要期を迎えたものの、比較対象の前年の数値が高く、多くの業種で輸出成長率が前年同月比マイナスに転じたと指摘。また、米中貿易戦争の拡大が、企業のマインドを悪化させていると説明した。

 業種別では、自動車および部品業が2カ月連続で「青(後退)」だった。9月の新車登録台数は前年同月比1.8%減少した。輸入車の市場シェア拡大と輸出台数の減少で、部品メーカーの減産が続いている。