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Q3経済成長率2.28%、個人消費が減速【図】


ニュース その他分野 作成日:2018年11月1日_記事番号:T00080156

Q3経済成長率2.28%、個人消費が減速【図】

 行政院主計総処が31日発表した第3四半期の実質GDP(域内総生産)成長率は2.28%(速報値)と、従来予測2.36%を0.08ポイント下回り、過去5四半期で最も低かった。個人消費の成長率は1.9%と、従来予測2.31%を大きく下回った。1日付工商時報などが報じた。

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 綜合統計処の陳雅玫専門委員は個人消費の減速について、海外旅行者数や、株式市場の売買代金の伸び縮小、ガソリン価格の上昇が原因と指摘した。

 一方、資本形成の実質成長率は17.46%で、5四半期ぶりにプラス成長となった。半導体設備投資が増加し、設備輸入の成長率が16.91%に拡大した。

 輸出の実質成長率は1.42%で、従来の予測値1.15%を上回った。訪台外国人旅行者数が増加し、サービスの輸出が貢献した。一方、モノの輸出の成長率は3.05%と、従来予測を下回った。

 通年のGDP成長率予測は2.67%と、従来予測より0.02ポイント下方修正した。