ニュース 政治 作成日:2018年11月1日_記事番号:T00080161
聯合報が実施した台北市長選挙の世論調査で、国民党の丁守中候補の支持率は35%と、9月19日に発表された前回調査の29%から6ポイント上昇した。これまで安定リードを保ってきた現職で無所属の柯文哲候補は38%と、前回調査より1ポイント上昇。両候補の差は3ポイントまで縮まり、情勢がにわかに緊迫してきた。民進党の姚文智候補の支持率は、8%と前回調査と変わらなかった。1日付聯合報が伝えた。
丁候補(右)はきょう1日、木柵市場などを回り、支持を訴えた(1日=中央社)
分析の結果、20~39歳では柯候補が62%の支持を集め優勢だが、40~59歳、60歳以上では丁候補がそれぞれ43%、44%の支持を集め柯候補をリードしている。
支持政党別では、特定の政党を支持しない無党派層で、柯候補が支持率48%で優位に立つ一方、丁候補も前回調査を6ポイント上回る20%の支持を集め、丁候補の支持率上昇の主因となった。
丁候補の盛り返しをめぐっては、高雄市長選に国民党から出馬した韓国瑜候補が「韓流」とも呼ばれる旋風を巻き起こし、話題を集めていることも効果を及ぼしたとの見方がある。
調査は、聯合報が10月29~30日に実施、台北市に戸籍のある有権者1,074人から有効回答を得た。
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