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2018年11月2日15:56
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台中花博開幕、来場者800万人へ

 台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)があす3日、開幕を迎える。来年4月24日までの期間中、后里馬場森林園区(后里区)、外埔園区(外埔区)、豊原葫蘆墩公園(豊原区)の3エリア計60.88ヘクタールの会場に650万株の花と植物を展示する。延べ800万人の観光客が訪れ、450億台湾元(約1,650億円)の経済波及効果が期待されている。2日付蘋果日報が報じた。

/date/2018/11/02/00top1_2.jpgサウンド・オブ・ブルーミングは、機械の花びら697枚から成る。花は昼夜の光の変化に応じて開き、スピーカーを通じて花の開く音を聞かせる(台中花博リリースより)

 会場にはパビリオン7館が設置され、インスタレーション30組以上が展示される。台湾最大の竹建築物「竹跡館」、高さ15メートルの世界最大の機械フラワー「聆聴花開的声音(サウンド・オブ・ブルーミング)」、40トンの回収段ボール紙から成る世界唯一の紙製展覧館「森隆活虎館」、日本の著名建築家、隈研吾氏が設計したピラミッド状の木造建築「三角積木概念館」などが見どころだ。故宮博物院の国宝「翠玉白菜」「翠玉小白菜」も故宮花蝶館で展示される。

/date/2018/11/02/00top2_2.jpg三角積木概念館の内部は光線を取り入れ明るい。館内の茶花庭園では1,200種類の茶花を鑑賞できる(台中花博リリースより)

 開園時間は3エリアとも平日が午前9時から午後7時まで、土日は后里馬場森林園区と豊原葫蘆墩公園で午後9時まで延長する。入場券は一般が350元、午後4時からの入場は150元、3日間有効が650元、全期間券が2,500元など。豊原葫蘆墩公園は入場無料だ。

 蘋果日報は、后里馬場森林園区だけでも見学に丸1日かかるため、1泊2日での観光を推薦している。

台鉄が便利

 花博観光には台湾鉄路(台鉄)が便利だ。后里馬場森林園区は后里駅からすぐ、豊原葫蘆墩公園は豊原駅から徒歩10分で、外埔園区は大甲駅からバスに乗る。后里馬場森林園区と外埔園区の間はシャトルバスが走行する。台鉄は花博の期間中、普通車を増発するほか、週末に特急自強号の后里駅停車を増やして旅客需要に対応する。

 車で訪れる場合、花博会場周辺には駐車場がないため注意が必要だ。車を秋紅谷、向上花市、大里運動公園、后里神岡停車場、豊原甲型聯保廠、永豊餘、豊原駅東口、麗宝楽園度仮区などに駐車してからシャトルバスに乗り換える必要がある。

観光業界、商機に期待

 周辺のホテルやレストランは、花博観光客による売上高増に期待を寄せている。永豊棧酒店(テンパスホテル台中)は、花博様式の宿泊階を設けた。台中花博マスコットキャラクターのタイワンヤマネコ(石虎)ファミリーをテーマとし、観光の疲れが取れるようにと家族向けの大型浴槽を用意した。全国大飯店(ホテルナショナル台中)は、ツイン1泊3,000元で送迎チケットと入場券2枚をプレゼントする。

 また、台中福華大飯店(ハワードプリンスホテル台中)では、花をテーマとしたアフタヌーンティーを、好運来洲際宴展中心(リロセンター)も花に関連した飲食メニューを提供する。

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