ニュース 電子 作成日:2018年11月2日_記事番号:T00080165
携帯電話用半導体大手の米クアルコムは1日、同社が台湾の新竹に開設する「運営・製造工程・検査センター(COMET)」に第5世代移動通信システム(5G)モジュールの設計、ミリ波テスト、超音波指紋認証といった重要技術の研究開発(R&D)を移管する方針を明らかにした。2日付経済日報が報じた。
COMETの運営を主導するクアルコムの陳若文氏によると、世界中の顧客にサービスを提供する同施設は現在、カリフォルニアのみに設置されており、新竹での開設は2カ所目となる。来年第1四半期の運用開始を予定しており、既に指紋認証関連の技術者77人の募集を開始した。
クアルコムは今年8月、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)から公平交易法(独占禁止法に相当)違反で巨額の課徴金を科された案件で、「台湾で投資協力を行う」との条件で公平会と和解しており、今後、COMETの他、台湾にマルチメディアR&Dセンターとモバイル人工知能(AI)イネーブルメントセンターを設置する計画だ。
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