ニュース 電子 作成日:2018年11月2日_記事番号:T00080167
受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)が1日発表した第3四半期純利益は91億6,200万台湾元(約340億円)で、前期の2倍、前年同期の5.8倍に増加し、過去最高となった。2日付工商時報などが報じた。
粗利益率は70.7%で業界最大手の国巨(ヤゲオ)の69.3%を上回った。7月から実施したEMS(電子機器受託生産サービス)メーカーに対する大幅値上げと、製品構成の見直しが貢献したとみられる。
ウォルシンは、米中貿易戦争の影響で中国の顧客が新規発注に慎重になっていることや、最大の需要期である第3四半期からの反動で第4四半期は業績が落ち込む可能性があると説明した。ただ、中長期的には依然として積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需給見通しを楽観視している。
ウォルシンは今年通年で生産能力を前年比20%拡大する計画だ。来年の生産拡大に必要な設備も既に発注している。
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