ニュース 電子 作成日:2018年11月2日_記事番号:T00080168
タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)の劉詩亮策略長は1日、同社の銀ナノワイヤ(SNW)方式タッチ技術が来年、公共機関や教育機関向けの電子黒板(ホワイトボード)など大型製品に採用され、2020~21年にはモバイル端末に採用される見込みだと語った。2日付経済日報が報じた。
劉策略長は、銀ナノワイヤ技術の開発で、フレキシブル有機EL(OLED)パネルにも対応でき、顧客が製品をより柔軟に設計できるようになると語った。
市場では、アップルのスマートフォンiPhoneは今後、有機ELパネルを全面採用し、折り畳み式(フォルダブル)モデルを投入するとの観測が出ている。
TPKが同日発表した第3四半期連結売上高は、321億9,200万台湾元(約1,190億円)で、前期比80.9%増、前年同期比5.5%増だった。純利益は1億9,100万元で、前期の赤字から脱却した。アップルが10月26日に発売した6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載iPhone XR(テン・アール)向けが貢献したようだ。
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