トヨタの台湾総代理、和泰汽車は１日、中大型セダン「カムリ」の新型輸入車を発売した。価格は106万9,000台湾元（約390万円）から。ガソリンタイプで８万元以上に相当する装備を追加したが、台湾生産の前モデルから５万元の値上げに抑えた。年間販売5,000台、同クラス車の市場シェア70%以上を目指す。２日付工商時報が報じた。
カムリのモデルチェンジ版は全車種に予防安全パッケージ、「トヨタセーフティセンス」を標準装備。1,500Ｍｐａの強度を誇る超高張力鋼板を使用し、７つのエアバッグを備える（和泰汽車リリースより）
カムリは1989年に台湾市場で発売後、累計販売台数が32万3,000台に達した。2002年の台湾生産以降は中大型セダン市場で16年連続で販売台数首位となっている。
