ニュース 医薬 作成日:2018年11月2日_記事番号:T00080177
衛生福利部(衛福部)疾病管制署(CDC)は1日、公費負担(無料)のインフルエンザ予防接種用ワクチンで、2社のそれぞれ1本から異物混入と変色が見つかったことについて、同一ロットの未出荷の14万本に異常はなく、個別の事例だったと判断した。ただ安全性を考慮して、同一ロットの約32万本を不使用とすることを決定した。今後、メーカーに交換を求める。2日付自由時報などが報じた。
CDCは、市中のワクチンは安全だとして、市民に接種を呼び掛けた(1日=中央社)
異物混入が見つかったのは、国光生物科技(アディミューン)製の6カ月以上3歳未満の乳幼児向けワクチンでロット番号「FKAE1802」。変色が見つかったのは、仏サノフィ製の3歳以上・成人向けワクチンでロット番号「R3J803V」。
CDCは1日、検査の結果、国光生技製ワクチン混入物質はプラスチック片だったと説明した。国光生技の潘飛広報担当は、輸送過程での衝撃が原因との見方を示した。国光生技はまず5,000本を提供するが、ワクチンは計画生産のため、交換できる製品が足りない可能性があると説明した。
CDCはサノフィに対しても、2週間以内の検査報告を求めている。
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