ニュース 社会 作成日:2018年11月2日_記事番号:T00080187
2年ほど前、スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」が世界中で爆発的に人気を博したことを覚えているだろうか。このゲームを続けているユーザーはまだまだいるようで、台南市全域で1日に始まった関連イベントには、平日にもかかわらず10万人以上のファンがレアなポケモンに出会おうと、市外からも訪れたとみられる。
李孟諺代理市長は、台南のグルメと文化を楽しむと同時に、交通ルールを守り、安全に注意してほしいと呼び掛けた(台南市政府リリースより)
台南市で1~5日に開催されているポケモンGOイベントは、台南市全域を「サファリゾーン」と呼ばれるエリアに設定し、普段はなかなか出会えないポケモンが手に入りやすくなるというもの。イベント期間中、台南市では午前10時30分~午後4時30分の間、「レア・ポケモン」の出現率がアップする。
メーン会場となる奇美博物館(仁徳区)とその周辺の台南都会公園では、通常ならニュージーランドなどにしか出現しない地域限定ポケモン「ジーランス」の他、▽アンノーン▽色違いカイロス▽色違いチルット▽タツベイ▽アノプス──など、これまで台湾では出現したことがないポケモンに出会えるということで、大勢のユーザーが詰め掛けた。中にはタレントの「納豆」さんの姿も見られ、珍しいポケモンを数多く手に入れてご満悦の彼は「ポケモンファンなら絶対に見逃せないイベントだよ」とコメントした。
なお、指定された30カ所の観光スポット周辺では「サプライズ・ポケモン」が出現することがあるそうだ。
台南市政府観光旅遊局の統計によると、奇美博物館のきのう1日の訪問者数は6万5,000人を超えており、5日までの期間中、台南市を訪れる旅行者の数は30万人を突破すると予想されている。市内のホテルなどの宿泊施設では客室稼働率が80%を超えており、業界関係者からは「ポケモン効果は中国人客より有効だ」などと喜びの声が上がっている。
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