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台化の寧波プラント、ABS樹脂増産へ


ニュース 石油・化学 作成日:2018年11月5日_記事番号:T00080197

台化の寧波プラント、ABS樹脂増産へ

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は2日、第三国・地域の投資会社を通じて、傘下の台化興業(寧波)に1億2,100万米ドルを追加出資することを董事会で決議したと発表した。中国浙江省の寧波石化プラントにおけるABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)生産能力拡充に充てる計画だ。3日付経済日報が報じた。

 今回の増産により台化・寧波プラントのABS樹脂年産能力は50万トンから75万トンに拡大する予定だ。ただ、計画はまだ確定しておらず、完了は2年後となる見通しだ。

 なお同プラントではABS樹脂の他、主に▽フェノール▽アセトン▽高純度テレフタル酸(PTA)▽高純度イソフタル酸(PIA)▽ポリスチレン(PS)──を生産している。