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エヌビディアのAIスパコン、中国附医が採用


ニュース 医薬 作成日:2018年11月5日_記事番号:T00080199

エヌビディアのAIスパコン、中国附医が採用

 米半導体メーカーのエヌビディアは、中国医薬大学附設医院(台中市)がアジアで初めて同社の人工知能(AI)スーパーコンピューター「エヌビディアDGX-2」を採用したと発表した。5日付工商時報が伝えた。

 DGX-2はエヌビディアの台湾での提携業者である長佳智能(エバーフォーチュンAI)が納入したもので、エヌビディアのGPU(グラフィックスプロセッサー)「Tesla V100 Tensor」による応用プログラム高速処理により、医師や研究陣に効率的な診断補助機能を提供する。

 台湾には健保制度で蓄積した過去20年以上の電子カルテが存在するが、DGX-2の優れた演算能力を生かし、大量のデータを分析することが可能になると期待される。

 中国医薬大学の蔡輔仁副校長は「AIは低効率で煩雑かつ費用がかかる医療診断を助け、人為的ミスを最小化することができる」と指摘した。