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フランツのセラミック入れ歯、台湾で同時認証申請も


ニュース 医薬 作成日:2018年11月5日_記事番号:T00080201

フランツのセラミック入れ歯、台湾で同時認証申請も

 セラミック工芸品メーカー、法藍瓷(フランツ)の陳立恒総裁はこのほど、傘下の法藍瓷生物科技が開発したセラミック入れ歯製品について、米食品医薬品局(FDA)への認証申請と同時に、台湾の衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)に対しても認証申請を行う可能性があると説明した。5日付経済日報が伝えた。

 陳総裁はまた、認証取得後に中国に歯科診療所を設立し、中国市場を開拓する意向を明らかにした。

 フランツは今年7月に法藍瓷生物科技を設立し、精密3D(3次元)プリンターを使ったセラミック入れ歯の製品化に目指した試験を進めている。陳総裁は「試験は台湾で完了させなければならず、報告書をまとめた上で、FDAに申請を行うことになる。認証は1年以内に取得できるのではないか」と述べた。

/date/2018/11/05/11okano_2.jpgOKANO六本木ヒルズ店。5日、フランツとのコラボレーション商品も発表する(同社リリースより)

 一方、フランツは東京にセラミック工芸品を販売する店舗2カ所を設けていたが閉店。今年は日本市場再参入に向け、博多織の着物を販売する岡野(本社・福岡県那珂川町、岡野博一社長)の六本木ヒルズ店で5日から展示販売会を行う。