ニュース 金融 作成日:2018年11月5日_記事番号:T00080205
中南部を地盤とする京城商業銀行(キングズ・タウン・バンク)の戴誠志董事長は2日、安泰商業銀行との合併交渉が不調に終わったと明らかにした。3日付経済日報が報じた。
京城銀による安泰銀買収計画は、300億台湾元(約1,100億円)規模に上る台湾金融業界で今年最大の合併案件として注目されていた。戴董事長は理由を明らかにしていないが、金融業界の関係者によると、契約直前になって一方が新たな条件を持ち出し、もう一方がそうしたやり方に不信感を抱いたことが原因とされる。
また、合併後の本部の場所をめぐる論議も、物別れに終わった原因の一つになったという。戴董事長は、株主構成が変化するとしても、台南に本部を置き続けることを望んだとされる。
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