ニュース 社会 作成日:2018年11月5日_記事番号:T00080213
国家安全局(国安局)の彭勝竹局長が1日に立法院での答弁で、フェイスブック(FB)など公開されているソーシャルメディアに対する監視を行っていると説明したことに関連し、蔡英文総統は2日、FB上で「自分がFB上で公に発表する意見には誰も干渉する権利はなく、監視も受けない」とした上で、「自分が率いる政府は、国民の自由を違法な形で制限することはなく、過去に起きた議会での盗聴のような行為の再発は許さない」と強調した。3日付自由時報が報じた。
蔡総統はただ、域外勢力が「虚偽の情報」で台湾内部の事柄に介入し、国家の民主主義や法治の有効な機能を脅かす場合には、国家安全部門が必要な対応措置を講じる必要があるとした。
総統府関係者は「一部メディアは国安局による答弁を扇動的な見出しで伝え、国安局が域外の虚偽情報に対応する行為を政府がFBを監視しているかのように指摘した」とし、蔡総統の発言はそれを打ち消す意味合いがあることを示唆した。
一方、野党国民党の洪孟楷・文化伝播委員会副主任委員は「蔡英文という三文字に触れれば、国安局の監視を受けるということであれば、これは権威主義統治の復活だ」などと批判した。
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