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キャッチャー10月4割増収、新iPhone向け貢献


ニュース 電子 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080217

キャッチャー10月4割増収、新iPhone向け貢献

 金属筐体(きょうたい)最大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)が5日発表した10月連結売上高は128億4,400万台湾元(約470億円)で、前月比39%増、前年同月比3.6%増となり、過去最高を更新した。アップルが10月発売したスマートフォン「iPhone XR(テン・アール)」の筐体の受注を、鴻海精密工業傘下の鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)から奪い、出荷量が拡大したためのようだ。iPhone新機種シリーズは発注削減の観測が出ているものの、同社は第4四半期、売上高増が続くことが見込まれている。6日付工商時報などが報じた。

 キャッチャーはiPhone XR向け筐体で受注比率が60~65%に拡大したとみられ、鴻準精密工業を上回り、最大のサプライヤーとなったとされる。

 第3四半期の通期売上高は250億9,000万元で、前期比20.9%増、前年同期比8.5%減だった。純利益は65億6,300万元で、前期比39.4%減、前年同期比11.2%減だった。