ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080223
中国鋼鉄(CSC)の黄建智業務副総経理は、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)からコンテナ船10隻の建造を受注した台湾国際造船(台船、CSBC)向けに、来年第1四半期から鋼板を供給すると明らかにした。来年は▽洋上風力発電所▽その他の公共工事▽ビル、工場の建設工事▽機械メーカー──向けの鋼板需要も期待でき、通年受注は100万トンの満杯水準に達する見通しだ。6日付工商時報が報じた。
黄副総経理は、台船には陽明海運のコンテナ船建造用に5四半期かけて鋼板を供給する他、台湾海軍の艦船、公船建造用にも供給する予定で、来年第1四半期から2020年第1四半期までの受注量は1四半期当たり2万~3万トン、計10万~15万トンに達すると予想した。
黄副総経理はさらに、▽傘下の中国鋼鉄結構(CSSC)▽鉄鋼商社大手の新光鋼鉄▽世紀鋼鉄結構(センチュリー・アイロン&スチール・インダストリアル)──などに、洋上風力発電所の基礎工事が完了する来年第3~4四半期から鋼板を供給する予定で、当初の需要は数千トンと予想した。
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