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18年工作機械生産額、2年連続プラス成長へ


ニュース 機械 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080224

18年工作機械生産額、2年連続プラス成長へ

 経済部統計処が5日発表した統計によると、工作機械の1~8月生産額は968億台湾元(約3,570億円)で、前年同期比11.2%増加した。経済部は、今年通年では1,400億元と、前年の1,365億元を上回り、2年連続でプラス成長を達成すると予測。米中貿易戦争や、中国による台湾から輸入する立形マシニングセンターに対するダンピング(不当廉売)調査実施などの影響はあるものの、世界的な生産設備の自動化が追い風になっていると説明した。6日付工商時報などが報じた。

 製品別では、マシニングセンターの1~8月生産額が234億元と、前年同期比16.6%増加した。マシニングセンターを含む▽NC旋盤▽切削工具用部品▽その他NC加工機──の四大主力製品が工作機械生産額の6割を占める。

 また、工作機械の1~9月輸出額は27億3,000万米ドルで、前年同期比13.3%増となった。輸出先別では、中国が最大で31.9%を占め、米国12.7%、トルコ5.2%と続いた。一方、前年同期比での増加率は、米国32.5%、トルコが45%と、中国の6.6%を大幅に上回った。