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商業・サービス業景気、来年Q1も後退続く=商研院


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080230

商業・サービス業景気、来年Q1も後退続く=商研院

 商業発展研究院(商研院、CDRI)は5日、台湾における商業・サービス業景気は、来年第1四半期も後退が続くとの最新見通しを発表した。10月の世界同時株安で見通しが悪化したと説明した。6日付工商時報が報じた。

 商研院は、GDP(域内総生産)成長率の動向を反映する景気現況指数「同行指標総合指数」は8月に下落に転じ、来年3月に昨年末水準の約99.7ポイントまで下落が続くと予想した。また、景気先行指数の「領先指標総合指数」の実際値は今年3月の100.29ポイントから9月の98.7ポイントへと6カ月連続で下落し、昨年10月の水準まで低下したと説明した。

 商研院は、領先指標総合指数を構成する6項目のうち、「運輸・倉庫」と「民間の実質固定資本形成」は上昇が続いているが、力強さが足りないと指摘。中国に進出した台商(台湾系企業)による、台湾へのUターン投資に期待していると説明した。