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国民党、大規模選挙集会を中止


ニュース 政治 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080235

国民党、大規模選挙集会を中止

 台北市長選挙に出馬した丁守中候補を中心に、国民党が台北市の総統府近くの路上で11日に計画していた大規模選挙集会の中止が決まった。6直轄市の市長選に出馬した国民党の候補が集結し、選挙戦を盛り上げる構想だったが、高雄市長選、新北市長選にそれぞれ出馬した韓国瑜候補、侯友宜候補が参加しない意向を表明したことから企画倒れに終わった。6日付蘋果日報が伝えた。

/date/2018/11/06/17kmt_2.jpg侯候補(左)と韓候補(右)が台北市の大規模選挙集会への不参加意向を表明したため、台中市長選の盧秀燕候補(中)も参加見合わせを決めた(5日=中央社)

 韓候補は高雄市での反大気汚染デモ、侯候補は同日予定している3カ所での遊説を優先した。国民党組織発展委員会の李哲華主任委員は、事実関係を認めた上で、丁候補は大規模集会ではなく、当初予定していた日程に基づき選挙活動を行うと説明した。

 ただ、韓候補が集会を欠席する背景をめぐっては、韓候補が個人的に柯文哲台北市長と親しいことに加え、韓候補の支持者と再選を目指す柯候補の支持層が重なっていることから、韓候補が丁候補と同じステージに立つことが必ずしも選挙戦のプラスにならないとの計算が働いたとの説がある。