ニュース 政治 作成日:2018年11月6日_記事番号:T00080236
台北市長選挙で無所属の現職、柯文哲候補が国民党の丁守中候補が接戦を繰り広げる中、最終局面で柯候補と与党民進党が選挙協力に動くとの観測が浮上した。民進党が擁立した姚文智候補が事実上当選圏外にあることから、国民党による台北市政奪還を阻止するため、姚候補を捨てて柯候補を支持しようという「棄姚保柯」の流れが生じるとの見方だ。6日付中国時報が伝えた。
小野氏による陳候補支持発言に対し、丁候補は「民進党は既に台北市長選を諦めた」と指摘した(5日=中央社)
聯合報の世論調査によると、台北市長選では柯候補の支持率38%に対し、丁候補が35%まで迫っている。当初支持率で大幅にリードしていた柯候補陣営は焦りの色を濃くしている。
こうした中、姚候補は国民党の韓国瑜候補が旋風を巻き起こしている高雄市長選で民進党の陳其邁候補を支援しようと呼び掛け、それに呼応するように、柯候補の選対総幹事で作家の小野氏(本名=李遠)が動画を通じ、高雄市長選で陳候補を支持すると表明した。一連の動きは選挙戦終盤で柯候補と民進党が接近するシグナルではないかと受け止められている。
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