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モバイル決済「台湾ペイ」、ファミマとOKマートで開始


ニュース 金融 作成日:2018年11月7日_記事番号:T00080250

モバイル決済「台湾ペイ」、ファミマとOKマートで開始

 台湾独自のQRコード方式によるモバイル決済サービス「台湾ペイ」がきょう7日より、コンビニエンスストア大手の全家便利商店(台湾ファミリーマート)とOK超商(OKマート)で使用可能となった。既に萊爾富(ハイライフ)では7月より使用可能。コンビニ大手4社の残るセブン-イレブンでも来年第1四半期に対応する予定だ。7日付経済日報が報じた。

/date/2018/11/07/12twallet_2.jpg蘇財政部長(右4)は、日本やシンガポール、香港、マレーシア、韓国などでもQRコードの統一規格導入が進められていると指摘した(6日=中央社)

 ファミマとOKマートでは政府系8銀行を含む14銀行の顧客、100万人以上が台湾ペイを通じた支払いを利用することができるようになった。また1回の支払いに付き20%の割り引き(1回に付き最高50台湾元=約185円、1口座に付き500元まで)が受けられるキャンペーンを実施している。

 蘇建栄財政部長は同日、財政部が政府系8銀行を主導する形でQRコードを使った決済の規格統一を進め、来年9月にはアジア諸国・地域に先駆けて統一規格を導入したいとの考えを示した。これにより将来的に30行以上の銀行が統一規格に準拠し、消費者がどの銀行に口座を所有していても台湾ペイによる支払いが利用可能となる見通しだ。